2026-10-30

お数珠の正しい持ち方を宗派別にイラストで解説|浄土真宗・浄土宗・日蓮宗・真言宗ほか

お数珠の正しい持ち方を宗派別にイラストで解説|浄土真宗・浄土宗・日蓮宗・真言宗ほか

いつもお世話になっております。お香の専門店、香源の奥侑太賀です。
お通夜やお葬式、法事の席で「お数珠はどう持てばいいのだろう」と迷われる方は少なくありません。この記事では、宗派ごとのお数珠の持ち方をイラストでご紹介します。

この記事のまとめ

お数珠の持ち方は、宗派によって異なります。
宗派を問わず使える略式のお数珠(片手数珠)は、略式の持ち方を参考にしてください。ここでご紹介するのは一般的な持ち方です。宗派や地域の慣習によって、異なる持ち方をする場合もあります。

略式(片手数珠)の持ち方

合掌した両手にお数珠をかけ、房を下に垂らします。
イラストは、①が表側、②が裏側から見た図です。

略式のお数珠の持ち方(表側)
各宗正式のお数珠の持ち方(表側)/(裏側)

各宗正式の持ち方

合掌した両手にお数珠をかけ、房を下に垂らします。
イラストは、①が表側、②が裏側から見た図です。

浄土真宗の持ち方

浄土真宗では、本願寺派(お西)と真宗大谷派(お東)で持ち方が異なります。
本願寺派:お数珠を二重にして合掌した両手にかけ、房を下に垂らします。
真宗大谷派:親玉の部分が上にくるように輪を掛け、房を左手の甲に垂らします。

浄土真宗 本願寺派(お西)のお数珠の持ち方
真宗大谷派(お東)のお数珠の持ち方

浄土宗の持ち方

浄土宗では、親指の手前にかける持ち方と、4本の指にかける持ち方があります。

浄土宗のお数珠の持ち方(親指の手前にかける)/(4本の指にかける)

禅宗(臨済宗・曹洞宗)の持ち方

臨済宗では輪の無いお数珠、曹洞宗では輪の入ったお数珠を用います。

臨済宗のお数珠の持ち方/曹洞宗のお数珠の持ち方

日蓮宗の持ち方

お数珠を1回ひねり、房が左に3本、右に2本となるようにかけて、そのまま合掌します。

日蓮宗のお数珠の持ち方/日蓮宗のお数珠のかけ方

真言宗の持ち方

両手の中指にかけて、そのまま合掌します。

真言宗のお数珠の持ち方/真言宗のお数珠のかけ方

天台宗の持ち方

両手の人差し指と中指の間に挟み、そのまま合掌します。

天台宗のお数珠の持ち方

よくある質問

Q. 自分の家の宗派が分からないときは、どうすればよいですか?
A. 宗派を問わず使うことができる略式のお数珠をお使いください。

Q. お数珠は、左右どちらの手で持てばよいですか?
A. 合掌していないときは、左手で持つのが一般的です。

Q. お数珠は、家族で貸し借りしてもよいですか?
A. お数珠はその人自身のお守りともいわれ、一人ひとりが自分のものを持つのが一般的です。

Q. お数珠の糸が切れそうなときは?
A. 切れてしまう前の修理をおすすめしています。香源では、お数珠の修理も承っております。

お数珠のご相談は香源へ

香源では、さまざまな宗派のお数珠を取り揃えております。宗派や持ち方で迷われたときは、香源各店舗、またはホームページからのお問い合わせフォームでお気軽にご相談ください。
https://okoh.co.jp/contact

この記事を書いた人

奥侑太賀(香源)
南山大学 心理学部を卒業後、「香源」で数珠の販売・修理からOEMまで、幅広い業務を担当しています。

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